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フルカラーの愛で縛って
第6章 命
竿を右手で支えながら濡れた媚裂を先端で探る。
拓かれた脚の間に腰を沈め、切っ先をぴたりと蜜口にそえれば、熱い襞が待ちわびていたように微かに収縮した。
庵原は詩織から目を逸らさないまま、陰茎を上下に動かし、先走りに濡れる熱を入り口に擦りつける。
詩織も視線を外さずに、その細い瞳を見返していた。
見つめ合うだけなのに、呼吸が早まり、鼓動が痛いほど高まるのを感じる。
無言のまま、庵原が上体を倒し、左手をシーツにつく。
亀頭の括れまで、潤んだ媚肉に飲み込ませると、右手もシーツについて、詩織をじっと見下ろした。
視線を受け止めた詩織が、右手を持ち上げて、庵原の首裏に回す。その指先をウルフカットの金髪の中に差し込みながら、左手も脇下から背中に回し、熱い男の肌に指を這わせた。
一瞬、視線が唇に向いた。
互いに、どちらからともなく舌を差し出し、顔を傾け、口付けを交わす。
舌先だけを絡めてから、軽く唇を重ねて、ちゅ…と音を立てながら距離を取る。
親鳥と雛鳥の餌のやりとりのような、淡くささやかなキスを続けながら、庵原は、ゆっくりと腰を進めた。
「んっ…」
詩織の唇から、甘い吐息が小さく零れる。
拓かれた脚の間に腰を沈め、切っ先をぴたりと蜜口にそえれば、熱い襞が待ちわびていたように微かに収縮した。
庵原は詩織から目を逸らさないまま、陰茎を上下に動かし、先走りに濡れる熱を入り口に擦りつける。
詩織も視線を外さずに、その細い瞳を見返していた。
見つめ合うだけなのに、呼吸が早まり、鼓動が痛いほど高まるのを感じる。
無言のまま、庵原が上体を倒し、左手をシーツにつく。
亀頭の括れまで、潤んだ媚肉に飲み込ませると、右手もシーツについて、詩織をじっと見下ろした。
視線を受け止めた詩織が、右手を持ち上げて、庵原の首裏に回す。その指先をウルフカットの金髪の中に差し込みながら、左手も脇下から背中に回し、熱い男の肌に指を這わせた。
一瞬、視線が唇に向いた。
互いに、どちらからともなく舌を差し出し、顔を傾け、口付けを交わす。
舌先だけを絡めてから、軽く唇を重ねて、ちゅ…と音を立てながら距離を取る。
親鳥と雛鳥の餌のやりとりのような、淡くささやかなキスを続けながら、庵原は、ゆっくりと腰を進めた。
「んっ…」
詩織の唇から、甘い吐息が小さく零れる。