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曖昧なままに
第6章 肝心なルール
その後のことは、スクリーンに映し出される映像のように、俺の視界の中を静かに流れていた。
違っているのは、そこに快感が伴う点。だが意思を介在させることなく、傍観者であるかのように儒順に従う俺。愛美の言葉とその行為に、ひたすら委ねる。
隠されていたものが、顕わになった瞬間。俺の極度の興奮は、大量の噴出を導いた。愛美の全裸に対する憧れが、俺の中で極限に至り登り詰めた――それが、その結果。
頭を空虚と化しつつも、俺は愛美にシャワーを浴びることを勧める。重力に逆らって噴射された白濁は、密着した二人の身体を容赦なく汚していた。
「それでは、一緒に――」
その言葉を受け入れ、俺たちは裸のまま浴室へ――。
「私が、洗いますから」
愛美はそう言うと、俺の身体を洗い始める。しかし、普通に背中を流していたのも最初だけだった。
身体が十分に泡立った頃――。
「――!」
両脇からスルッと滑り込んだ両手。それが俺の薄い胸板を弄り、更に乳首をきゅっと摘み上げた。
「洋人さん、弱いんですね――ココ」
ピクッとした俺の反応を愉しむようにして、愛美はこれでもかと微かな突起を刺激。背後に立つ愛美の胸が、俺の背中にぬるりとした泡の感覚を伝えた。
やがて泡を纏った左手は、腹部をするりと滑り落ちて太腿に至る。一度、内股を擦るようにして深く臀部まで。それから奥より絞り上げるように、じっくりと股間を撫で上げた。
「ふぅ……!」
温かいシャワーを浴びて、幾分たわんだ二つのボール。愛美の手がその感触を探り、存分に確かめてゆく。
そして、次に竿の付け根を掴んだ手が、今度は一気に先端までツルンと扱き抜けた。
「ウフ、凄い」
愛美が感嘆の笑みを漏らす。
彼女の手の施しを受け、俺は再びビンビンに頭を擡げていた。
顔の見えぬ背後からの愛撫は、その回復を期せずして早めている。
愛美はそこで手を止めると、二人の身体の泡をシャワーで流す。
そして――立ち尽くす俺の前に跪き、愛美は言った。
「さあ――どうぞ」
微笑で俺を見上げ、愛美は両手を広げる。
「……」
黙って見下ろしながら、俺は俄かに彼女の意図を理解していた――。
「そう……もっと……激しく」
「くっ……」
トロントした眼差しに見守られ――俺は懸命に自らを扱き上げていた。
違っているのは、そこに快感が伴う点。だが意思を介在させることなく、傍観者であるかのように儒順に従う俺。愛美の言葉とその行為に、ひたすら委ねる。
隠されていたものが、顕わになった瞬間。俺の極度の興奮は、大量の噴出を導いた。愛美の全裸に対する憧れが、俺の中で極限に至り登り詰めた――それが、その結果。
頭を空虚と化しつつも、俺は愛美にシャワーを浴びることを勧める。重力に逆らって噴射された白濁は、密着した二人の身体を容赦なく汚していた。
「それでは、一緒に――」
その言葉を受け入れ、俺たちは裸のまま浴室へ――。
「私が、洗いますから」
愛美はそう言うと、俺の身体を洗い始める。しかし、普通に背中を流していたのも最初だけだった。
身体が十分に泡立った頃――。
「――!」
両脇からスルッと滑り込んだ両手。それが俺の薄い胸板を弄り、更に乳首をきゅっと摘み上げた。
「洋人さん、弱いんですね――ココ」
ピクッとした俺の反応を愉しむようにして、愛美はこれでもかと微かな突起を刺激。背後に立つ愛美の胸が、俺の背中にぬるりとした泡の感覚を伝えた。
やがて泡を纏った左手は、腹部をするりと滑り落ちて太腿に至る。一度、内股を擦るようにして深く臀部まで。それから奥より絞り上げるように、じっくりと股間を撫で上げた。
「ふぅ……!」
温かいシャワーを浴びて、幾分たわんだ二つのボール。愛美の手がその感触を探り、存分に確かめてゆく。
そして、次に竿の付け根を掴んだ手が、今度は一気に先端までツルンと扱き抜けた。
「ウフ、凄い」
愛美が感嘆の笑みを漏らす。
彼女の手の施しを受け、俺は再びビンビンに頭を擡げていた。
顔の見えぬ背後からの愛撫は、その回復を期せずして早めている。
愛美はそこで手を止めると、二人の身体の泡をシャワーで流す。
そして――立ち尽くす俺の前に跪き、愛美は言った。
「さあ――どうぞ」
微笑で俺を見上げ、愛美は両手を広げる。
「……」
黙って見下ろしながら、俺は俄かに彼女の意図を理解していた――。
「そう……もっと……激しく」
「くっ……」
トロントした眼差しに見守られ――俺は懸命に自らを扱き上げていた。