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曖昧なままに
第8章 相和する時
スタイルを足先まで堪能した後。今度はそのたわわな胸を解き放ち、この目にしたいとの欲求が俺の中に生じた。
俺は左右の紐を窄めた肩より外すと、黒のブラジャーをそのまま擦り下げてゆく。
「ん……」
解放された、その拍子。二つの山が波打つようにして、プルンと揺れた。だがその全貌を確かめる前に、奈央は両手でそれを覆う。
「何故――隠すの?」
「だって……」
「奈央の胸――見せてくれないか」
「……」
奈央は黙ったまま、ゆっくりと両手を下げた。どうしてと疑問に思うほど恥ずかしそうに、奈央は身体を小刻みに震わせる。
仰向けの体勢にあっても、形を保った美しい胸。それを眺めていると、横を向いたままの奈央が言う。
「私……乳輪が大きくって……だから……変、だよね?」
言葉通りやや大き目なそれは、直径5センチ程の綺麗な円。色は少し淡い茶色で、乳首は逆にポツッとした小粒。
それは俺にとって、十分過ぎる程に満足なもの。だがそれ以上に、そんな些細なことを本気で恥ずかしがる彼女が、とても可愛らしく思えていた。
「全然――とても綺麗だ」
俺はそっと胸を寄せ上げ、そこに顔を埋め舌を這わせる。心地よい柔らかさと弾力を、じっくりと揉みしだき。優しく乳輪を舐め回すと、小さな乳首を含み吸い上げた。
「あ……んんっ……はあ……くぅ」
奈央は頻りに身悶えし、時折ピクリと激しく反応。胸、脇、首筋――何れ対する愛撫にも、高い感度にて呼応。声を堪えるよう唇をきゅっと結び、両手は俺の浴衣を強く掴んでいた。
俺は乱れた浴衣を脱ぎ去り、奈央を抱き寄せ再び唇を重ねる。そうしながら右手で身体を撫ぜると、奈央の閉じられた内股へと差し込む。
「う……んっ」
若干の抵抗の後、徐々に開かれる脚。俺は下着の上から、奈央の局所を窺った。
「凄いね……もう、こんなに」
奈央は既に下着の表面までを、ぬらぬらと濡らしている。
「い、言わないで……意地悪」
火が出そうな程に顔を真っ赤にして、奈央は俺を非難した。
そしてお返しとばかりに、俺の股間へとその手を伸ばす。
「こっちだって……ビンビンですけど」
「まあ……そうだね」
申し訳なさげにそう答えた時。
くすっ――
と、微笑みを洩らす奈央。そして、俺を見つめポツリと言った。
「ね、もう……しよ」
俺は左右の紐を窄めた肩より外すと、黒のブラジャーをそのまま擦り下げてゆく。
「ん……」
解放された、その拍子。二つの山が波打つようにして、プルンと揺れた。だがその全貌を確かめる前に、奈央は両手でそれを覆う。
「何故――隠すの?」
「だって……」
「奈央の胸――見せてくれないか」
「……」
奈央は黙ったまま、ゆっくりと両手を下げた。どうしてと疑問に思うほど恥ずかしそうに、奈央は身体を小刻みに震わせる。
仰向けの体勢にあっても、形を保った美しい胸。それを眺めていると、横を向いたままの奈央が言う。
「私……乳輪が大きくって……だから……変、だよね?」
言葉通りやや大き目なそれは、直径5センチ程の綺麗な円。色は少し淡い茶色で、乳首は逆にポツッとした小粒。
それは俺にとって、十分過ぎる程に満足なもの。だがそれ以上に、そんな些細なことを本気で恥ずかしがる彼女が、とても可愛らしく思えていた。
「全然――とても綺麗だ」
俺はそっと胸を寄せ上げ、そこに顔を埋め舌を這わせる。心地よい柔らかさと弾力を、じっくりと揉みしだき。優しく乳輪を舐め回すと、小さな乳首を含み吸い上げた。
「あ……んんっ……はあ……くぅ」
奈央は頻りに身悶えし、時折ピクリと激しく反応。胸、脇、首筋――何れ対する愛撫にも、高い感度にて呼応。声を堪えるよう唇をきゅっと結び、両手は俺の浴衣を強く掴んでいた。
俺は乱れた浴衣を脱ぎ去り、奈央を抱き寄せ再び唇を重ねる。そうしながら右手で身体を撫ぜると、奈央の閉じられた内股へと差し込む。
「う……んっ」
若干の抵抗の後、徐々に開かれる脚。俺は下着の上から、奈央の局所を窺った。
「凄いね……もう、こんなに」
奈央は既に下着の表面までを、ぬらぬらと濡らしている。
「い、言わないで……意地悪」
火が出そうな程に顔を真っ赤にして、奈央は俺を非難した。
そしてお返しとばかりに、俺の股間へとその手を伸ばす。
「こっちだって……ビンビンですけど」
「まあ……そうだね」
申し訳なさげにそう答えた時。
くすっ――
と、微笑みを洩らす奈央。そして、俺を見つめポツリと言った。
「ね、もう……しよ」