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先生の彼女
第3章 河上宏介
ガヤガヤガヤガヤ
「お前らもうちょっと静かにしろー」
「はーい、せんせー」
といいつつまた喋りに戻る
(さすが男子高校生は元気だな…)
今、この教室には男子生徒しかいない
保健の授業で男女にわかれているのだが男子側の先生が体調不良で来られなくかわりに俺が授業は教えられないが此処にいることになった
(まあ、保健なら教えられなくもなさそうだけど…)
「◯◯とヤった?」
「え!お前ゴムつけなかったの!?」
「この動画マジでエロいこのお姉さんエロすぎ」
あちこちからもとは保健の時間だからか男しかいないからかこの手の話題ばかり聞こえてくる
「先生みたいにかっこよかったらなー」
俺の前の方に座っている男3人のうち1人が俺に話しかけてきた
「なんだよ急に」
笑って返す
「いやーこいつさ、今ガチめに好きな子いるんだけど見た目の割にチキンでさー」
「だってさー」
口を尖らせながら言う
「へー、誰?」
「えっ、先生もきになるの?」
「んー、まあ…それもあるけど先生の協力も必要だろ?」
「さすが河上てぃーちゃー!器がでかい!!」
「いやでも名前出すのはずいから当ててよ」
「おまえは女子か乙女か」
見た目の割に照れ屋なところに俺も笑う