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先生の彼女
第3章 河上宏介


(うーん、当ててってことはこのクラスだよな。流石に他のクラスとまでなるとわからないし)

「遠藤さん?授業中結構しゃべってるし」

「あいつはただの友達だよー」

ありえないとでも言いそうな声でいう

「ヒントはー、下の名前がさから始まってゆで終わるやつ」

「お前それもう答えじゃねーか!!」

流石の本人も半笑いながら突っ込んでいる

(さゆ…?)

「えっと…門瀬さんだっけ」

「ま、まあそう…」

少し恥ずかしそうだ

「確かに大人しくて目立たないけど可愛いよな」

「でも俺はもっと明るい子がいいわ」

「いや、でも門瀬さん結構胸でかいと思う」

「お前どこみてんだよ!」

2人の会話に門瀬さんを好きな男の子が割り込む

「いや…まずそこだろ」

ふっと思わず鼻で笑ってしまう

「ほら、先生も笑ってんじゃん」

「じゃあ先生はまずどこ見る?」

いきなり話をふられる

「んー…なんだろうね」

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