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第4章 理性

下唇を甘噛みすると、彼女はピクッとした
そんな反応も俺の心をくすぐる

その拍子に彼女の口が少しあいた
俺は、するつもりはなかったが、気づけば…舌を入れていた

当前彼女は驚く

「んぅ！ん…っ！」

口の中の上の部分を奥から手前へ舌先を這わせると
ビクンと腰を弾ませた

「せ、せんせ…っ」

(だめだ。とまらない。そんないやらしい顔見せられたら…)

もっと。もっとと要求する自分がいる

一度離れて、またキスをしようとした


「もー鍵どこよー！」

遠くない距離のところで声がした
人がいる

流石にこれにはやばいと思い慌てて距離をとる

彼女はまだ…表情がさっきのままだけど