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先生の彼女
第4章 理性


そしてまた廊下から聞こえる声が遠のいていく

「よ、よかった…」

彼女は安堵の息をもらしている

だけど俺はそれより

続きが、したい

でも、流石にこれ以上は…次は本当に止まらないかもしれない

「さゆちゃん、もうそろそろ暗くなるし、帰りなよ」

「えっ」

「ごめんね、色々。」

俺はそれ以上なにも言わなかった

しばらくして静かに

「うん…またね」

そう言って彼女は静かに教室から出て行った

冷たい言い方なのはわかってる
でもこれ以上一緒にいると、本当に理性が飛んでしまいそうで、怖かった

(さゆちゃん…ごめん)

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