この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
先生の彼女
第4章 理性
そして、今日
俺は放課後になってから気づいた
またあの時と同じ状況だと
そう考えるだけで嬉しかったり罪悪感だったり…欲情しそうになったり…複雑な気持ちになる
とにかく気持ちを切り替えてリラックスしようと、ネクタイを少しゆるめる
「先生、失礼します」
やってきたのはもちろん、さゆちゃんだった
「あ、どこでもいいから、座って」
そう言うと彼女は教室の真ん中にあたる席に座った
隣りの席のイスを引っ張ってきて俺も隣に座る
此処までは凄く自然だったが、やっぱりこうやって座ってみると…近い
どうしてもあの時の事を思い出してしまう
(さゆちゃんは…なにも思わないのかな)
ちらっと彼女をみる
そしてすぐに逸らす
「先生、ここが…」