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魅惑の境界線
第18章 目覚めの時
しばらくは忘れていたようだけど
小学校に上がって
目の前で女子のスカートが揺れたりすると
あの時のスースーヒラヒラ感がよみがえり
お股の辺りが変な感じになっていた
あるいは他の男子が
スカートめくりをしているのを見ると
自分のズボンがずらされたようにも感じた
それでも
気にしないように心がけたのと
慣れなのか
徐々に気にならなくなっていき
いつしかその感覚を忘れていた


中学1年生になって
文化祭でダンスをすることになったのだが
うちのクラスは女子が少ないので
仲の良いオチャラケくんに指名され
一緒に女子パートに入って
ウケもねらって
女子の制服を着て踊ることになった

問題は制服をどうするかだったが
そいつは3年生に姉がいるので借れるし
僕は…まーちゃんを頼ることにした

まーちゃんが高校生になって
会うことも少なくなったが
昔からよく知っているので
学校帰りに寄り
おばさんに帰宅時間を尋ねて
その時間に訪問し
まーちゃんに経緯を話した
「まーちゃん、中学校の制服まだ持ってる?」
「持ってるわよ、ぴったりかもね」
そういえば
いつも見上げていたまーちゃんの背丈に
追い付いていた
「…ほらこれ、着てみて」
「えっ!ここで?」
「ゆーくん華奢だけど、一応男の子だから肩とかウエストとか入らないかもしれないでしょ」
「一応じゃなくて、バッチリ男だよ」
「あはは、まだまだカワイイ」
ちょっとムッとしたが
着れないと意味無いし
すんなり着れるとまたからかわれそうだが
小さい頃からの関係性で逆らえないのだ
「だいいち着かた知ってるの?」
「着かたなんてあるの?ズボッと着れば?」
「あはは、そりゃぁ、ゆーくんがセーラー服の着かたに詳しかったらおかしいもんね~」
渡された中学校の夏のセーラー服を手に
このまま着たんじゃダメなのか?
と考え込んだ
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