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第13章 チェックプリーツの境界線―冬―

見た目は変わらない
ハズだが
身体の中心がカーッと熱くなる

綿のトランクスとは全く異なり
サラサラスベスベな肌触りで
狭い範囲をピタッと締め付けられて
境界内での露出が多くなり
脚の付け根まで魅惑の空間に充たされ
ジワーンとしてくる
サテンと裏地の触れるところはもちろん
少し間のあるところでも
ジーンと静電気のような温かみを感じるし
動くとサラサラスルスルと触れ擦れるのが
また素肌と異なる気持ち良さを醸し出して
境界内に充満してくれる

フワリフワリと揺らしてみる
揺れるスカートのシルエットを楽しむ
所々拡がっては戻るプリーツが
裏地越しに太股やパンティを撫で
揺れる裾から侵入してきた外気も
境界内に溜まる蒸れた熱気を縫って
太股やパンティをヒンヤリ撫でると
ますます下腹部がジワーンと気持ち良くなる

鏡を背にして立ち振り返る
少しお尻を突き出して前屈みになると
スカートの後ろ裾が離れ
境界線が少し上がり
太股裏側のヒンヤリゾワゾワ感が増す

もう少し前に屈むと　
さらに境界線が上がり
お尻のすぐ下辺りが
ヒンヤリゾワゾワしてくる

まだもう少し前に屈むと
お尻にスカートの重みを受け
そこから下のラインが外に開いて
ますます太股の裏からスカートの裾が離れ
お尻のゾワゾワ感が最高潮になる
鏡ではギリギリ見えてない
境界線のキワキワだ

見るのも感じるのも
この紙一重ラインが最も
ドキドキでゾワゾワを楽しめる