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一つの屋根の下
第2章 1→
起きたら、22時になっていた。

寝過ごした…。あの人どうしてるだろ…。

自室を出て探してみる。


一階にはいなかった。やっぱ昼言った部屋に居るのだろうか…?
階段を上り一番奥の部屋まで忍び足で向かう。

なんか悪いことしてるように思えた。

ドアの前で一呼吸置きノックをする。
返事がない…。寝てるのかもしれない。
そぉっとドアを開ける
部屋には明かりがついている、だが誠本人は居ない。

あれ…?
どこ行ったんだろう。
中に入る。この部屋は寮に入る前の兄の部屋らしくて、ベッドや机は置きっぱなしにしていた。
お父んがいつもどってきてもいいようにって。

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