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一つの屋根の下
第2章 1→
「感じんの?」
首筋から鎖骨へキスをされる。
「な、何言って……っ!?」
言っている最中、鎖骨に吸い付いてきた。
「や、やめ…」
気持ちが悪い。放してほしい。
そう言いたいのだが、なかなか声に成らない。
鎖骨から口をはなしたかと思ったら次は耳を甘噛みをする。
「んっ…!」
「俺を不愉快にさせないでくれる?」
耳元でそう囁く。
「わ、分かったから…放して…!」
ふわっと体が楽になる。
誠が命から離れたのだ。
「出ていけ。次入ったら…なあ?」
クスクスと笑っているが目が怖い。
バっと起き上がってさっさと出ていく。