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第14章 二年

彼の手が背中に入りこみ
ホックを外す

温かくて大きな手が
私の胸の膨らみにそっと触れる

やがてそのやわらかさを確めるように
優しく揉みながら
もう片方の胸を舌先がそっと這う

「あ…んっ…ハァハァ」
私は彼に無我夢中でしがみつく

そっと胸を愛撫されているだけなのに
下着の中が熱く濡れてくるのを感じる…

胸の先端を優しく舐めながら
彼の右手が私の胸から肩
背中やウエストをそっとなぞるようにしながら
下がっていく

彼の指先が通ると
その通った道がゾクゾクとして鳥肌をたてる

くすぐったいような
気持ちよくてたまらないような
気分になる

太ももの外側や内側
そしてお尻の膨らみにそっと彼の手が
触れる

「あっ…ハァハァ…」
その手で早く触れて欲しくてたまらない

「お願い…触って…」
思わず口に出してしまう

彼の指先が下着の上から
そっとあそこの回りを撫でる

「あっ…ハァハァ」
私は腰をくねくねと動かしてしまう

「美紗…ヌルヌルになってるよ…」
自分でも下着にまで
それが溢れてしまっているのが分かる

「や…恥ずかしい…」
私は彼にしがみつく

彼の手が私の下着をとり
そのヌルヌルした部分に触れる

ゆっくりと
どこまでそれが溢れているかを確めるように
指先があそこのまわりをなぞるようにに触れる

「あっ…あん…」
彼の指がヌルヌルと
私のあそこで動くたびに
声が出てしまう

そのヌルヌルとした指先が
クリトリスに触れる

「あっ…ハァハァ…んん」
恥ずかしさも消えてしまいそうになるくらい
感じてしまう

胸を舐めまわされ
クリトリスを刺激され続けると
我慢できなくなってしまう

「や…あっ…だめっ…ハァハァ…
いっちゃうよ…」
私が彼にしがみつくと

「だめ…まだだめ…」
優しく彼が囁いて
胸から顔を離し
キスをしながら下がっていく

「や…お願い…恥ずかしいよ…」
シャワーも浴びず
こんなにも濡れてしまっている
その部分を舐められてしまうのが恥ずかしくて
彼にお願いする

「大丈夫だから…そのままの美紗を舐めたいんだ…」
彼はそう言って
私の足をそっと広げた

「ハァハァ…本当にお願い…恥ずかしいの…」
そう言っているのに
舐めてほしいと
思ってしまっている私がいた