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第16章 35

ゆっくりと地上から離れてゆく観覧車の
狭い向かい合わせの席に
座る

「なんだか…あらたまって向か合わせって
恥ずかしいな…
観覧車なんて子供の頃以来かなぁ…」
彼が外の景色を眺めながら呟いた

私も彼が見つめる先を
ぼんやり眺めていた

「おいで…」
彼が私を隣に導く
手を繋ぎ彼の肩に頭をもたれ
景色を眺める

観覧車…
あれからもう10年以上も経つのか…
閉ざされた狹い密室で不安を感じ
息苦しくなっていた
もうあの頃のあんなにも不安定だった私はいない

彼が私の額にキスをして

「美沙…今日は一緒にいられるか?」
と繋いだ手をそっと揺らす

迷いはなかった

私も同じ気持ちだった

「うん…私も…そう思ってた…」

ドキドキしながらそう答えた


夜の繁華街へ着替えの服や下着を買いに行き
夕食を済ませ
高層ビルの建ち並ぶ中にあるホテルに入った

「美沙おいで…」
彼がバスルームへと誘う

私が恥ずかしくて黙ったままでいると
明かりを消して
バスルームへ入っていった

私は暫くして
バスルームへと入る

「目閉じててあげるから!」
そう言って湯船の彼が笑いながら背中を向ける

身体を洗い流すと
湯船へそっと身体を沈める

彼の足の間に入り
背中を向けて座る

「ふふふ…」
彼が笑いながら後ろから私を抱きしめる

「美沙はいつまで恥ずかしがるんだろうな…」

「ん?
多分…ずっとだよ…」
私がそう答えると

彼が私の首筋に軽くキスをして囁いた

「それがたまらないんだ…
だから美沙の肌が
いつもより少し露出してるだけで
たまんなくなっちまう…
この歳で美沙の裸の後ろ姿見ただけでさ…」

彼が私の手をそっと後ろへ導くと
大きく硬くなったそれに
そっと触れさせた

「すごいね…元気…」
私はその導かれた手で
そっとなぞるように
それを確かめた

「ね…座って…」
私は浴槽の縁に手をそっと置き
彼を見つめた

「え…」
彼が驚いた顔をしている

私がもう一度
彼を誘うと
ゆっくりと立ち上がり
私の座る目の前に腰をおろした

「もっと足…開いてくれないと…」
彼を見上げながら
膝に触れると
そっと両足を開く

目の前には
薄暗い中でも
生々しく
天井に向かって真っ直ぐと硬くなった
彼のあそこが現れる…














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