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35
第16章 35
私はその周りにキスを重ねながら
時々舌をそっと這わせる
あなたの何もかもが
愛しくて大切…
どうか伝わりますようにと
目を閉じ彼の太ももや
足の付け根にキスを重ねる
「ぁ…ぁ…」
彼が小さな吐息を漏らしはじめる
私は両手の指先を
大きく広げた彼の太ももの内側へ
そっと滑らせるようにしながら
彼のあそこにも
キスを重ねる
「ぁ…ハァハァ…」
彼の身体がピクンと反応する
私は座ったまま彼を見上げると
舌全体を付け根から
先端のほうへとゆっくりと何度も往復させる
「あぁ…ハァハァ…ハァハァ」
彼が私の肩を少し強く掴むと
座ったまま
顔をこちらに向け
私の顔をじっと見つめている
私は彼を見つめたまま
口を少し開き
先端だけを一度含むと
口を離し再び側面に舌を這わせる
「ハァハァ…あぁ…ハァハァ」
ゆっくりとそれを繰り返すたび
肩を掴む彼の手の力が強くなり
息づかいが激しくなる
「美沙…ハァハァ…しゃぶって……ハァハァ」
彼がが囁くように言う
私は先端を口に含むと
舌を絡ませるように動かしながら
ゆっくりと根本のほうへと
飲み込むようにして
彼を受け入れた
「あっ…ぁぁ…ハァハァ…ハァハァ…」
彼のあそこが
これ以上ないくらい硬くなって
ビクンッと脈を打つように動いた
私は喉の奥深くの壁に
先端を擦りつけるように頭をゆっくりと動かす
「あ…ハァハァ…気持ちい…ハァハァ」
彼は上半身を仰け反るようにして
悶える
私は堪らなく気持ちが高ぶってしまう
ゆっくりと先端まであがると
「チュパッ…」
と音をたて唾液の糸を引かせ口を離す
「あぁ…ハァハァ」
彼が
もう一度…
と言うように私の頭にそっと手を置き
あそこへ導く
私は彼に優しく抑えつけられるようにして
また奥深くまで彼を受け入れた
「んっ…ハァハァ…チュパッ…
んんっ……」
バスルームに声と音だけが響く
「あぁ…美沙……もっと…」
彼は足を強ばらせ
私の顔をなんともいえない顔で見下ろす
私は左手を根元の下の部分へそっと滑らせ
そのさらに下の部分を優しく撫でまわす
右手で支えていないと
胴体にぴたりとはりついてしまうくらいに
硬くなったあそこをそっと支えながら
少し早く出し入れを繰り返す…