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35
第16章 35
「大丈夫か?」
彼が私の汗をそっと拭うと乱れた髪を
整えるようにして撫でる
「ん…入れて…」
身体は疲れ果てぐったりしていても
彼が果てるまで
求め続けてしまう
「美沙…後ろからしてたら…
吹いてたよ…いっぱい出てきてた…」
彼は私にそう囁くと
ゆっくりとまた入ってくる
腰のあたりのシーツが冷たく感じるほどに
染みを作っているのが分かる
「クチュッ…クチュッ…クチュクチュッ…」
彼が出し入れをするたび
その音が響く
「んっ…ハァハァ…ん…だめっ…いっちゃう…」
彼にしがみつき伝えようとすると
キスで口を塞がれ
私の口の中までも彼の舌に支配されてしまう
「んっ…んんん…ハァハァ…」
夢中で彼の舌に自分の舌を絡ませ
再び果ててしまうと
彼の舌が更に私の口の中を激しくかき回し
同時に腰を激しく動かした
「んっ…ん…もうダメっ…ハァハァ」
頭が真っ白になり
果てたままの状態が止まらなくなってしまい
目の前がサーッと明るくなったように感じ
意識を失ってしまいそうになる
必死に目を開け
うつろな目で彼の顔を見つめてしまう
「ぁ…ハァハァ…お願い…出して…ハァハァ」
彼の目を見つめそう言うと
私の両足を大きく広げ
そのひとつになっている部分を
確かめるように見つめ
激しく腰を動かした
「あ…ハァハァ…美沙…出すぞ…ハァハァ」
彼は私を強く抱きしめ
果てていった…