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第17章 私の道
どんなに長く一緒にいても
彼のことを想うと
彼の隣に居ると
胸が高鳴る
「ずっと美沙に夢中でいさせて…」
いつか言った彼の言葉に
どんな私でいたら良いのかと考えた時期もあった
でも彼が求めているのは
偽りのないありのままの自然体の私だと
いうことを過ごした時間の中で気付かせてくれた
幸せだな…
指輪を眺めながら
笑みが溢れてしまう
ハンドルを握ったまま
そっと彼の左手が私の右手を探し
指を絡める
私はその手を握りかえす
「美沙…大きくなっちゃった」
彼が照れくさそうに笑う
私はそっと彼の左の膝の上に手を置き
上のほうへとその手を滑らせる
「すごい…大きくなっちゃってる…」
私は硬く熱いその感触に
思わず胸のあたりが熱くなってしまって
撫で回すようにしてしまう
「美沙…危ないから…」
そう言われ彼に手をそっと握られ
手を止めた
「寒いからお風呂入れてくるね」
部屋に入りバスルームに向かう私の腕を
彼の手がそっと掴む
「来て…」
ソファーに座った彼が
私を膝の上に乗せる
向かい合い見つめ合うと彼が照れくさそうに
頬にキスをくれた
「美沙…誕生日おめでとうな
風呂もケーキもあとで俺が先…」
そう言って私を強く抱き締めた
「チュッ…チュッ……」
私は彼の耳や頬にキスをする
そして首筋にキスをして
シャツのボタンを外す
浮き出た鎖骨をなぞるように舌を這わせ
胸元までキスをしながら下がっていく
胸の先端のすぐ周りを指でなぞるようにしながら
もう片方に舌を這わせる
「ぁ…」
小さな吐息を漏らした彼の手に力が入る
硬くなった胸の先端に指と舌が触れると
彼の身体が小さく反応する
舌と指を小刻みに動かすようにすると
「あ…ハァハァ…っ…」
彼の身体がピクンピクンと
硬くなったあそこを
私に押し当てるようにして反応する
私はソファーに座っている
彼の足もとへ下り膝を立て
胸の先端を舐めまわしながら
右手を彼の太ももへとゆっくりと滑らせた
「あぁ…ハァハァ…」
彼の身体は鳥肌がたち
ピクピクと反応する
そっとズボンのボタンを外し
ファスナーを下ろし
その中に手を滑らせた