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第17章 私の道

私はどうしたら美味しく野菜を採れるだろうか…
今までの不摂生を取り戻すことができたらと
料理の
レパートリーを増やし
メニーを考えることが楽しみになっていた

「料理は愛情ってよく言ったもんだなぁ…
美沙の優しさと神経質さと…
味の深さに手間が見えてな
それがちゃんと料理に出るんだもんな…」
そう言っていた 

そんなことを思い出しながら
夕食を作る

「美沙!ちょっとコンビニ!」
そう言って出掛けた彼からメールが入る

「やばい!駐車場来て!」
事故でもあったのではと
急いで向うと
彼が見慣れない車から降りてきた

「ん?」
訳がわからず彼を見つめていると
目の前まで歩いて来た彼が
私の手をとり何かを握らせた

「え??どうしたの?車は?」
不安がる私に

「あるじゃんここに
美沙の新しい車!」
そう言って彼が笑っていた

「やだうそ…
ごめんね……ありがとう…」
申し訳なくて
嬉しくて戸惑う私に

「美沙が事故した時にさ…俺本当に動揺してさ
何かあったらって…
でかいほうが身は守れそうだしな」

2ヶ月前に私は初めて事故をしてしまった
怪我は軽傷だったものの相手方との
保険の話がなかなか進まず
気落ちしていた

話がきちんとつくまで修理か
購入かはとりあえず保留にと
彼のすすめでレンタカーに乗っていた

「お前運転へたくそだからぶつけるなよ!
さ、ご飯ご飯!」
彼は私の手を握ると部屋ヘと戻る

「ねぇ…
本当ありがとね…
私…」

「あ!
誕生日プレゼント悩まなくて済んだって
事故のときから思ってんだよ
後でドライブ行くか!」
食事をしながら彼が笑う



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