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第6章 不思議な契約

部屋に入ると
明かりを全て点けずに
間接照明だけにした

私は白熱灯があまり好きではない

現実的で生活感漂う
その色があまり好きではなかった

謙さんが

「シャワー浴びても良い?」

と聞いたので
タオルを用意してバスルームに置いた

私はその間なんだか落ち着かなくて
少し不安で
少しこわくて

大きなソファーで肩をすくめて
座っていた

「美紗ちゃんも入っておいで」

裸にタオルだけ巻いたままの謙さんは
スーツ姿の時にはすごく痩せて見えたけど
腕や胸
脚に程よく筋肉がついていて
びっくりした

私は謙さんの身体を思い出しながら
シャワーを浴びていた

全身をキレイに洗って
洗面台で髪とお化粧を整えて
ゆっくりとリビングに向かった

ソファーに座っている謙さんの横に座ろうとすると
また謙さんが私を軽々持ち上げて膝の上にのせた

謙さんが優しくキスをする
なんだか唇が離れるのがいやで
私は思わず謙さんの首に手をまわして更にキスをする

謙さんの舌が私の中にそっと入ろうとする
私はそれを受け入れる

謙さんの長くて大きな舌が
私の小さな舌に触れるとくねくねと動く

私はそれだけで頭がぼーっとなってしまった

気が付くと自分からも謙さんの口に舌を入れていた

「チュッ、クチュ、チュッチュッ」
謙さんがわざと音をたてるように激しくする

「ん…んん…んっ…んっ…」

思わず声が漏れてしまう

今までしたことのないくらい
長くて濃厚なそのキスは私をどんどん大胆にする

キスだけでは物足りなくなってしまって
思わず謙さんの手をとって
私の胸の辺りに置くと
謙さんの手がバスタオルの上から柔らかく動く

その間もキスは止まらない

「ハァハァ…んっ…んっ」

私の息はどんどん荒くなってしまう

謙さんの手がバスタオルを外し
直接私の胸に触れる

私の口の中の謙さんの舌に無我夢中で
絡み付く

指先が胸の先端にそっと触れては
柔らかく揉んでを繰り返されていると
私の右手は自然に謙さんのあそこを探していた

バスタオルの上からそっと触れると
熱くてすごく硬くなっていた

私は指先で謙さんのあそこを
根本のほうから
先端を撫でるように指を行ったりきたりさせる

謙さんの息も荒くなる

私は謙さんに抱き抱えられながら
床にそっと横になった




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