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第3章 変化
私は何も言えなかった
彼とあの女の人とのやりとりを見ているとき
「すごいなぁ…
そんなに彼のことが好きなんだ」
「私はあんなふうになったこと一度もなかったな」
そんなことを考えていた
一緒に居たいと思ったから好きだって
好きだから一緒にいるんだって
単純にそう思っていたけど
感情的になって我を忘れたように取り乱す
あの女の人を見ていて
私にはまだそこまでの気持ちが彼にはないんだろうと
感じてしまっていた
だから何も言えなかった
彼は会社に戻らなければいけないと出かけて行った
私はその部屋に一人でいるのが落ち着かなくて
友達の家に出かけた
その日はなんだか彼のところに帰りたくなくて
夕方彼に電話で
「友達の家に来てるから今日は泊まって明日帰るね」
と告げた
でも彼が
「今日はどうしても帰って来てほしい」
と何度も言ったので夜になって帰ることにした
彼はビールを飲んで少し酔っていた
「男のとこじゃなかった?」
と私の服を脱がせようとする
「違うよ
どうしたの?ご飯作るから待っててね」
私が立ち上がろうとすると
彼が少し乱暴に後ろから抱きついて
私の胸に触れてきた
「乱暴なのはやだよ…お願いやめて」
思わず身体が強ばってしまう
「乱暴になんてしてないよ
無理矢理やってきたヤツと一緒にするなよ」
と少し怒った口調で彼が言った
こういうときはおとなしく身を任せたほうが良い
なんとなく分かっていたから
私は彼を受け入れようと思った
彼が後ろから首筋にキスをしたり
耳を舐めたりしながら両手で胸を触る
「電気だけ消させて…お願い」
と言ったけど返事はなかった
彼は息を荒くして私の背中や首筋を舐めながら
後ろから私が一番弱い部分に触れる
彼の指先が胸の先端に触れると
「あっ…ハァハァ」
声が出てしまう
私の声を聞いた彼が更に息を荒くして
片手で胸を触りながら
もう片方の手でパンティの上からあそこを触る
「足…もっと開いて」
彼が言うけど
恥ずかしくてできないでいると
更に胸とあそこを触っている手を激しく動かす
「やっ…だめっ…ハァハァ…いっちゃうよ…」
私が言うと
「まだいっちゃだめ」
と彼が言い
いたずらな顔で立ち上がりズボンをおろして
私の口元に自分のあそこを近づけた