この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女は抱かれて刀になる
第1章 始まりは金曜日
自分で動くのとは違い、予測のつかない快感に、ゆったりと浸る和泉の体は乱される。二箇所から荒々しく責められ、あっという間に若い体は限界まで追い込まれた。
「やぁっ、イク……イッちゃう、ああーっ!」
二度目の絶頂は、一度目とは比べものにならない衝撃だった。全身に突き抜ける雷撃のような快楽に、和泉は叫び身を震わせる。水に上げられた魚のように跳ねる体はなかなか収まらず、突き立てられたままの虎徹の指を食む。虎徹はそこから指を引き抜くと、快楽で涙が滲む和泉の泣きぼくろへ唇を落とした。
と、同時に、勃ち上がった自身の宝刀を和泉の膣口に押し付ける。とうとう食われてしまう、そう自覚した和泉が強張ると、虎徹は耳元で囁いた。
「安心しろ、壊したりしないから」
しっかり和泉を抱き留めながら、虎徹は腰を押し進めていく。
「あ……ん、ああ」
頑なだったそこは、溢れる蜜を助けに虎徹を受け入れていく。小柄な和泉には凶器そのものである虎徹の陰茎だが、和泉の体を傷付ける事はなく、ゆっくりと根元まで入り込んでいった。
一度腰を引けば、布団に蜜が散る。同時に、破瓜の証である血も流れ出ていた。