この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女は抱かれて刀になる
第5章 刀匠の武器
 
 男は最後に声を掛け、唾を飲む。液を注げば、もう少女も正常ではいられない。新たな世界を作り上げるのは、自分の指先。そう考えると、男は触られてもいない一物が膨れ上がった。

 だが、まさに浣腸液を注ごうとしたその瞬間だった。

「若、すいません!! 日本刀を持った男が『若を出せ』と侵入してきました! 他の組の回しもんかもしれません」

 ノックと同時に、襖の向こうから響く声。菊は男に手を突き出し止めさせると、部屋から出ていく。

「それは、どんな男だ?」

「背が高くてガタイのいい作務衣姿の男です。とにかく、若を出さないと話も聞かないと一点張りで」

「……分かった、すぐに向かう」

 二人の会話は、部屋に残された男と和泉にも聞こえていた。そして菊はすぐ部屋に戻ると、和泉に挿入された器具を引き抜いた。

「少し待ってください、急用が入りました。戻ってくるまでは事を進めないようにお願いします」

 それだけ言い残して、菊はまた襖を開く。そして閉める前に男に一瞥をくれると、威圧的な声で釘を刺した。

「僕の目の届かないところで和泉を犯すような真似は、ご遠慮願いますよ」
 
/152ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ