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女は抱かれて刀になる
第1章 始まりは金曜日
「玄関! 鍵かけてない!」
「だから何だ?」
「んっ……誰か来たら、見られちゃう……」
和泉は玄関の扉に向かい、大股を開いた体勢である。誰かが無遠慮に扉を開いてしまったら、逃げる事も言い訳も出来ない。虎徹の逞しい腕を押さえ、後ろを振り向き訴えるが、和泉の細腕で止められるほど虎徹の衝動は小さくなかった。
「あっ、やっ!」
服の中に手を入れ、虎徹は胸と陰核、二つを同時に責める。そしてかぶりを振る和泉に、平然と言い放った。
「さっきはお前の言葉に従って、俺が我慢した。恋人同士なら、今度はお前が我慢しなきゃフェアじゃないだろ」
「何それ、屁理屈! じゃあ虎徹は、ボクのこんな姿誰かに見せてもいいの!?」
すると和泉の訴えに、虎徹の手が止まる。
「それは嫌だな。惚れた女の色っぽい顔は、俺だけが見ていいもんだ」
「でしょ!? だから」
「けどな、現実うちに今客なんて来ないからなあ」
納得したのかと安心した矢先、和泉は体を持ち上げられ四つん這いにさせられる。そして虎徹は自分と和泉のパンツを下ろすと、言葉とは裏腹に濡れた陰部を舐めた。