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Dolls…
第7章 瞳の中の過去
これでは自由になったとは言えない。
腕は相変わらず固定されていて、少しでも動こうものなら腕に負担がかかりすぎてヒリヒリ痛む。
「手…、手もほどいて…」
「生憎それは無理だ。すぐに逃げようとする足があるんだからな」
そう言うと、私の足を持ち上げ自分の肩にかけた。
そのまま私の足の隙間に体を潜り込ませて来た。
……この体勢、何をされるかぐらい察しがつく。
「いや…っ、やだ…」
…抵抗したいのに、電マの快楽のせいで体の神経が麻痺して力が入らない。
叫び過ぎたせいで喉も痛い。
「やめ…━━━━━っ!」
唯一出来るのは言葉で抵抗することだけだが、そんな私の声すら椎葉さんは聞いてない。
私の言葉など無視して…
いつものように私の体を引き裂いた。
「ああぁぁぁぁっ!!」
「……くっ」
私の両足を折り曲げ高く掲げ、椎葉さんは椅子に膝をかけるような体勢で私の中へと熱くなったモノを挿入させて来た。
まるで、鋭い刃物で切り刻むように、深く…
「ひっ、あんっ!あぁぁぁっ!!」
椅子が軋み、手錠がガチャガチャと音を立てる。
背もたれから大きくズレた背中が固い布に擦れて痛んだけど
痛いとか、苦しいとか、もうそんなことはどうでもよかった。
まるで拷問のようなこの快楽から早く逃れたい、それだけだった。
「やめっ、やめてぇ…っ、あ、うっ!」
「知りたいんだろ?…んっ、俺が、奈々よりお前を選んだ理由…っ」
目を開けると椎葉さんの顔が私を見下ろしていた。
椎葉さんが与える振動のせいで全身の皮膚が布と擦れる。
朦朧とする意識の中、椎葉さんの声に耳を傾けた。
椎葉さんが私を選んだ理由…。
あんな綺麗な奈々さんよりも私を選んだ理由…。
腕は相変わらず固定されていて、少しでも動こうものなら腕に負担がかかりすぎてヒリヒリ痛む。
「手…、手もほどいて…」
「生憎それは無理だ。すぐに逃げようとする足があるんだからな」
そう言うと、私の足を持ち上げ自分の肩にかけた。
そのまま私の足の隙間に体を潜り込ませて来た。
……この体勢、何をされるかぐらい察しがつく。
「いや…っ、やだ…」
…抵抗したいのに、電マの快楽のせいで体の神経が麻痺して力が入らない。
叫び過ぎたせいで喉も痛い。
「やめ…━━━━━っ!」
唯一出来るのは言葉で抵抗することだけだが、そんな私の声すら椎葉さんは聞いてない。
私の言葉など無視して…
いつものように私の体を引き裂いた。
「ああぁぁぁぁっ!!」
「……くっ」
私の両足を折り曲げ高く掲げ、椎葉さんは椅子に膝をかけるような体勢で私の中へと熱くなったモノを挿入させて来た。
まるで、鋭い刃物で切り刻むように、深く…
「ひっ、あんっ!あぁぁぁっ!!」
椅子が軋み、手錠がガチャガチャと音を立てる。
背もたれから大きくズレた背中が固い布に擦れて痛んだけど
痛いとか、苦しいとか、もうそんなことはどうでもよかった。
まるで拷問のようなこの快楽から早く逃れたい、それだけだった。
「やめっ、やめてぇ…っ、あ、うっ!」
「知りたいんだろ?…んっ、俺が、奈々よりお前を選んだ理由…っ」
目を開けると椎葉さんの顔が私を見下ろしていた。
椎葉さんが与える振動のせいで全身の皮膚が布と擦れる。
朦朧とする意識の中、椎葉さんの声に耳を傾けた。
椎葉さんが私を選んだ理由…。
あんな綺麗な奈々さんよりも私を選んだ理由…。