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Dolls…
第7章 瞳の中の過去
「ど、して…?」



どうして?

どうして私はこんなにもその事が気になってるんだろ?

この人が誰とどうなろうが私には関係ないはずなのに、どうして…?


「どうして…、私を…?」

椎葉さん、あなたはどうして私を選んだの…?

どうして…

あんなに綺麗で、椎葉さんの事を心の底から愛してるんだとわかるほどに情熱的な人。

そんな人より、どうして私なんかを選んだの…?


快楽が邪魔をしようとするがそれに耐えながら椎葉さんに疑問をぶつけた。

その答えを聞く為に必死で我慢したようなものだ。

だから、椎葉さんの口からその答えを━━━━━━━

「椎葉さ…」



……クスッ











「俺を愛してる女に、俺は興味がない。お前は俺を憎んでる。だからお前を選んだんだ」













………………っ!?





その言葉は、私の心を真っ二つに切り裂くようだった。

そして、その言葉を理解するにはそう簡単じゃなかった。






椎葉さんを愛してる女性に興味がない…?

それって、奈々さんの事…?

椎葉さんを愛してる女性より、椎葉さんを憎んでる女性を選んだ…?

どう言うこと…?

一体、何の事を言ってるの…?


「ど、どういう意味…っ、あああぁぁぁんっ!!」

「ほら、理由は教えてやったんだから…、集中してろ」

「違っ、あぐっ、あああっ!!いやぁぁぁぁ…っ!!」





椎葉さんの言葉が上手く理解出来ない。

椎葉さんの言葉の意味…。




「イッ、イッちゃうっ!イクッ!やめてっ!嫌っ!あぁぁぁぁっ!!」




"俺を愛してる女に興味がない"

椎葉さんは、確かにハッキリとそう言った。










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