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Dolls…
第13章 暖かな腕の中
本来ならくすぐったいぐらいの振動なのに、行為を終えた直後に仕込まれたせいか、途切れる事のない快楽に襲われ続けていた。
最初は小さな振動だったのに、食事の席で椎葉さんが振動の強弱を操作したせいで一気に絶頂に達してしまい床から崩れ落ちてしまったのだ。
"勝手に取ったら、あの幼馴染みがどうなるか━━━━"
脅迫にも似た椎葉さんのその言葉に従うしかなかった…。
「はぁ、はぁ…っ!あぁ、やめてぇっ!おね、お願いしますっ!もぅ、許して下さい…っ!」
シュウちゃんのそばで我慢し続けた反動が一気に押し寄せてくる。
声が止まらなくて、快楽も倍以上で…。
とにかく、早くこの快楽から逃れたかった…。
ただ楽しむだけの椎葉さんに許しを乞うと
「だったら、自分で下着を脱いで足を広げてみろ?」
「な…っ、そん、な…っ」
「どうした?そうしないと取れないだろ?」
……自分で下着を脱いで足を?
確かに衣服を着たままじゃローターは取れないが、それを自分でしろなんて無理に決まってる。
ただでさえ体は敏感になって思うように動かなくなっているのに…、足なんて広げたら、また…。
「どうした?さっさとしろ。じゃないと、ローターの振動を最大にまで上げるぞ?」
……躊躇ってる暇もなければ拒否することも出来ないようだ。
このままじゃ、命まで危ないかも知れない。
「ふっ、ん、くぅっ…」
脱力しきった体をゆっくり起こしながら、スカートの中に手を入れた。
腰部分のインナーラインに指をかけて、足を伸ばして、ゆっくりと…
「は、んっ」
手が震える…。
恥ずかしさと快楽で今にも破裂しそうなぐらいに心臓がドキドキと大きく脈打っている。