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Dolls…
第14章 幼馴染み
シュウちゃんの指がある箇所を触っただけで、一際大きく甘い悲鳴が漏れた。
「本当にいいんだ。このまま━━━━」
ダメ…。
もう、本当に…、我慢出来ない…っ!
「本当に、知らない…っ!あぁっ!気持ち良くて…、頭が真っ白で、あっ!か、数えてな…ああぁぁぁっ!!」
幼馴染みのシュウちゃんの前で…、とか
はしたないだとか、そんな道徳心も理性も何もかもが吹っ飛んだ。
シュウちゃんの指でイクよりかは、こんな醜態を晒した方がマシに思えた。
冷静になればこんな恥ずかしい台詞を吐いた事の方が恥ずかしいけど、それでも幼馴染みの指でなんてイキたくない。
「はっ、ぁ…、はぁ…っ」
絶叫にも似た私の言葉にシュウちゃんの指の動きが止まった。
間一髪で私の体も何とか我慢し切れたみたいで、今は必死に落ち着きを取り戻そうとしている。
ここまで言ったのだから流石にシュウちゃんも納得してくれただろう。
「…マジで数えられなかったんだ」
「も、いいでしょ…?は、早く退いて…っ」
私の事が好きだと言った幼馴染みのシュウちゃん。
私がシュウちゃんの立場でもこうなったかも知れない。
ずっと好きだった幼馴染みが、目の前で見知らぬ異性に抱かれて、そしてずっと近くで見守ってきた自分じゃなくその異性を選んだとしたら
私だってきっと心は壊れたに違いない。
こんな酷いことをされても、尚もまだ私の心はシュウちゃんを憎みきれなかった。
嫌いにもなれない、蔑むこともできない。
それほどまでに、私とシュウちゃんの歴史は長い。
今の今でも、私はシュウちゃんを逃がしたいと思ってた。
「本当にいいんだ。このまま━━━━」
ダメ…。
もう、本当に…、我慢出来ない…っ!
「本当に、知らない…っ!あぁっ!気持ち良くて…、頭が真っ白で、あっ!か、数えてな…ああぁぁぁっ!!」
幼馴染みのシュウちゃんの前で…、とか
はしたないだとか、そんな道徳心も理性も何もかもが吹っ飛んだ。
シュウちゃんの指でイクよりかは、こんな醜態を晒した方がマシに思えた。
冷静になればこんな恥ずかしい台詞を吐いた事の方が恥ずかしいけど、それでも幼馴染みの指でなんてイキたくない。
「はっ、ぁ…、はぁ…っ」
絶叫にも似た私の言葉にシュウちゃんの指の動きが止まった。
間一髪で私の体も何とか我慢し切れたみたいで、今は必死に落ち着きを取り戻そうとしている。
ここまで言ったのだから流石にシュウちゃんも納得してくれただろう。
「…マジで数えられなかったんだ」
「も、いいでしょ…?は、早く退いて…っ」
私の事が好きだと言った幼馴染みのシュウちゃん。
私がシュウちゃんの立場でもこうなったかも知れない。
ずっと好きだった幼馴染みが、目の前で見知らぬ異性に抱かれて、そしてずっと近くで見守ってきた自分じゃなくその異性を選んだとしたら
私だってきっと心は壊れたに違いない。
こんな酷いことをされても、尚もまだ私の心はシュウちゃんを憎みきれなかった。
嫌いにもなれない、蔑むこともできない。
それほどまでに、私とシュウちゃんの歴史は長い。
今の今でも、私はシュウちゃんを逃がしたいと思ってた。