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Dolls…
第2章 運命
それに…
「そ、それに、私にはあまり時間が…」
日々仕事に終われてお金を稼ぐ毎日。
空いた時間はスケッチブック片手にいろんな場所でいろんな絵を描き腕を磨きたい。
とてもじゃないが人形作りを手伝ってる余裕なんかない。
「心配するな。お前は何もしなくていい。ただ、少しな…」
「は?何もしなくていいって、それじゃあ━━━━━━」
キョトンとした顔で男を見上げていたその刹那、唇に重なる柔らかな感触と温かい温度。
「ん…っ、んぅっ!!」
な、何…っ!?
息が、苦しい…。
この人の体重で体が動かない。
それに、この感触…っ‼
「んっ!!はぁ…んっ」
唇の隙間を縫うように侵入して来る熱い舌先。
その舌が私の口内を掻き回す。
「はっ、やっ!」
「逃げるな。もっと舌を絡ませてみろ…」
顔を反らそうにも男の腕で頭を抑えられて逃げられそうにない。
舌を…って、そんなこと出来るわけない。
突然奪われた唇。
咄嗟の事で頭の中が真っ白になったが体は正直に拒絶している。
い、嫌…っ!
離して…っ、誰か助けてっ!!
「んっ、んぅ━━━━はぁ、はぁ…っ」
やっと解放された唇からはだらしなく唾液が伝っている。
呼吸困難で頭がボーッとして、息も絶え絶えにぐったりしていると…。
「いい表情だ。その表情が見たいんだ」
な、何なの…?
確かに不法侵入した私が悪いけど、でもこんな事しなくても…。
「な、何するんですかっ!?こんな、いきなり…っ」
「あ?キスは初めてだったのか?」
またもや不敵に笑う男の顔。
初めてだったとか、そんな問題じゃないっ!
「そ、それに、私にはあまり時間が…」
日々仕事に終われてお金を稼ぐ毎日。
空いた時間はスケッチブック片手にいろんな場所でいろんな絵を描き腕を磨きたい。
とてもじゃないが人形作りを手伝ってる余裕なんかない。
「心配するな。お前は何もしなくていい。ただ、少しな…」
「は?何もしなくていいって、それじゃあ━━━━━━」
キョトンとした顔で男を見上げていたその刹那、唇に重なる柔らかな感触と温かい温度。
「ん…っ、んぅっ!!」
な、何…っ!?
息が、苦しい…。
この人の体重で体が動かない。
それに、この感触…っ‼
「んっ!!はぁ…んっ」
唇の隙間を縫うように侵入して来る熱い舌先。
その舌が私の口内を掻き回す。
「はっ、やっ!」
「逃げるな。もっと舌を絡ませてみろ…」
顔を反らそうにも男の腕で頭を抑えられて逃げられそうにない。
舌を…って、そんなこと出来るわけない。
突然奪われた唇。
咄嗟の事で頭の中が真っ白になったが体は正直に拒絶している。
い、嫌…っ!
離して…っ、誰か助けてっ!!
「んっ、んぅ━━━━はぁ、はぁ…っ」
やっと解放された唇からはだらしなく唾液が伝っている。
呼吸困難で頭がボーッとして、息も絶え絶えにぐったりしていると…。
「いい表情だ。その表情が見たいんだ」
な、何なの…?
確かに不法侵入した私が悪いけど、でもこんな事しなくても…。
「な、何するんですかっ!?こんな、いきなり…っ」
「あ?キスは初めてだったのか?」
またもや不敵に笑う男の顔。
初めてだったとか、そんな問題じゃないっ!