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Dolls…
第14章 幼馴染み
シュウちゃんの指が私の敏感な箇所を激しく攻め立てる。

このままじゃ、シュウちゃんに…。

「やだっ!やめてっ!あぁ…っ」

シュウちゃんから見えないように顔を横に向けたが、シュウちゃんの腕がそれを許さない。

私の顎を掴んで、強引にグイッと向き直させられてしまう。


私のイイトコロを刺激するシュウちゃんの腕を制止させなきゃ…、だけどそれじゃ、シュウちゃんに顔を見られてしまう。

意識を集中させなきゃいけないのに、頭がボーッとして…。

「い、嫌っ!いや…ぁああっ!」

「全部見せろ…」


幼馴染みの指でなんかイキたくない。

こんなはしたない姿、シュウちゃんに見られたくない。




だけど、それよりも私が気にしてたのは…。










こんな時に思い浮かぶのは、椎葉さんの顔だった。












私は、椎葉さんしか知らない…。

椎葉さんの体しか知らない…。


椎葉さん以外の人は知らない…。


知りたくない…っ。


幼馴染みの、シュウちゃんじゃなくて…

私は━━━━━










「嫌…っ!いやぁ…んっ!椎葉さんっ!椎葉さ━━━━━っ」













気づくと私はシュウちゃんの体の下で、無意識のうちに椎葉さんの名前を叫んでいた。

今にも果てそうな体に鞭を打って、ここにいないはずのあの悪魔の名前を呼んでいた。

まるで、助けを乞うように…。




「はっ、そんなにあの男がいいのか…?」

「あっ、ん…っ」

体に力を入れたお陰で、一瞬だけだが絶頂が遠退いた。

その声に驚いたようにシュウちゃんの指の動きも激しさを失ったようだった。


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