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Dolls…
第3章 人形遊び
ベッドから降りようと片足を床に着けたその時。


「誰が帰すと言った?」

「な…っ、きゃあぁっ!」

「帰さない」


後ろから男の腕が私の首へと回されて羽交い締めのような体勢に。

力は入れてないようで首は締まってないけど…。

背後から男のククッと笑った声が聞こえる。


帰さない…?

帰さないって何…?

私は家に…、自分の家に帰りたいだけよ…っ!


「人形は作れたんだから、もう私に用はないでしょ!は、離して…」

力は入ってないとは言え、大の男の腕の中だ。

女1人の力でどうこう出来るものじゃない。

「昨晩言ったはずだ。お前にはいろいろ役に立って貰う、と」

「な…んの事…」

「聞いてなかったのか?まぁ、あの状況じゃ仕方ねぇか」


役に立って貰う?

私はこの人の条件を飲んだ。

人形作りの手伝いをしろって言われたけど、あんな酷いことをされるなんて思ってなかった。

だけど、結果的に人形は完成させられた。

だったら私にもう用はないはずだ。

「まさか、あの1回で終わりだと?」

「な………っ、きゃあっ!」


男の腕に引き寄せられて、私の体は再びベッドに沈められた。

腕に力を入れた際に首に腕がめり込んでしまい一瞬だけ呼吸器官が押し潰された。

「あ…っ、ゲホッ、ゲホッ…」

息が、出来ない…。


男の腕が呼吸器の変なところに入ったみたいで。

でも、今この人、何て言ったの…?


私を帰さないって?

あの1回で終わりじゃないって事?


呼吸を整わせながら男の言葉を必死に理解しようとした、が

何をどう考えても他の意図は思い付かない。

言葉のまま、その通りの意味だろう。













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