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Dolls…
第24章 秘密の人形
「心配しないで。麻酔の一種だから」
ま、麻酔…?
「な、何で…」
「俺はあの椎葉 秋人の親友だよ?ちょっとヤバイ物を入手すり、コネは俺にだってあるよ」
体が痺れて力が入らなくなるような麻酔を手に入れるコネはあるって事か…。
そのまま安藤さんはじりじりと私の方へと迫ってくる。
私の恐怖を煽るようにゆっくりと。
その煽りに乗せられるかのように私の中の恐怖が膨張して行く。
「や、やめてっ!や…っ」
幸いな事に声は出る。
だけど、体に力が入らなくて…、このままでは安藤さんのいいようにされてしまう。
そう思っただけで声が震える。
逃げ場がない。
「来ないで…っ!」
「椿ちゃんが悪いんだよ?俺の事を好きになってからにしたかったのに…、無理強いするのは好きじゃないから待とうと思ったのに…。いつまで経っても"椎葉さん、椎葉さん"って」
「あ…」
「秋人の過去を教えてあげるなんて言葉に惑わされてアッサリ言うこと聞いちゃって…」
安藤さんの手が私の肩に触れそうになる。
「やだ…」
触られたくなくて力を振り絞って逃げようとしたが、振り絞られた力は一瞬だけだった。
私の体はバランスを崩して後ろに倒れてしまった。
まるで、ベッドの上に仰向けに寝転ぶようにして…。
「くす…。下手に動かない方がいいかもね…」
「い、嫌…っ!!やめてっ!!いやぁぁぁぁっ!!」
私の体勢を整えると安藤さんは私の体を跨ぐように膝を立て私を見下ろしている。
安藤さんの目が…、怖い…。
「お、お願…、や…っ」
このままじゃ本当に、安藤さんに…。
「逃がさない…。今度こそ…」
ま、麻酔…?
「な、何で…」
「俺はあの椎葉 秋人の親友だよ?ちょっとヤバイ物を入手すり、コネは俺にだってあるよ」
体が痺れて力が入らなくなるような麻酔を手に入れるコネはあるって事か…。
そのまま安藤さんはじりじりと私の方へと迫ってくる。
私の恐怖を煽るようにゆっくりと。
その煽りに乗せられるかのように私の中の恐怖が膨張して行く。
「や、やめてっ!や…っ」
幸いな事に声は出る。
だけど、体に力が入らなくて…、このままでは安藤さんのいいようにされてしまう。
そう思っただけで声が震える。
逃げ場がない。
「来ないで…っ!」
「椿ちゃんが悪いんだよ?俺の事を好きになってからにしたかったのに…、無理強いするのは好きじゃないから待とうと思ったのに…。いつまで経っても"椎葉さん、椎葉さん"って」
「あ…」
「秋人の過去を教えてあげるなんて言葉に惑わされてアッサリ言うこと聞いちゃって…」
安藤さんの手が私の肩に触れそうになる。
「やだ…」
触られたくなくて力を振り絞って逃げようとしたが、振り絞られた力は一瞬だけだった。
私の体はバランスを崩して後ろに倒れてしまった。
まるで、ベッドの上に仰向けに寝転ぶようにして…。
「くす…。下手に動かない方がいいかもね…」
「い、嫌…っ!!やめてっ!!いやぁぁぁぁっ!!」
私の体勢を整えると安藤さんは私の体を跨ぐように膝を立て私を見下ろしている。
安藤さんの目が…、怖い…。
「お、お願…、や…っ」
このままじゃ本当に、安藤さんに…。
「逃がさない…。今度こそ…」