この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Dolls…
第4章 瞳の奥
今は、大人しくしてるんだ。

きっとそのうち好機はやって来る。

「ほら」

今はただ、黙ってこの男の手を掴んでいよう。


差し出されたその手に、そっと自分の手を重ねた。

男が導くままに━━━━━━━━━━━。























━━━━━「そのまま、動くなよ。ちょっと俯いてくれ」

「………………。」

男にエスコートされて着いてきたのは、この屋敷の地下のような場所。

「そのまま…」

男は私にカメラを向けて次々にシャッターを切っていく。




長い階段を1階まで下りて、1階からは螺旋階段を下りて連れて来られた地下。

螺旋階段の先には大きな扉があって、そこを開けると大きな部屋が。

しかし、そこは地下とは思えない設備がずらりと揃っていた。

まるでファッションモデルの撮影スタジオのような場所。


照明こそ薄暗いが、スポットライトも壁紙も完備されている。


そのミスマッチな光景の中、私は今、男の手に寄って写真を撮られている。


「あの、この格好…」

「あぁ。気にするな。次の作品のアイデアが欲しいんだ」


写真を撮られてる私の格好は、真っ赤なドレスに身を包んでいる。

これは、ドレスというより…、ロリータファッション?

真っ赤と白のコントラストが効いたフリル満点のドレス。

頭にはボンネットを付けられて、そのファッションに身を包み床に座らされている。

男は私にポーズの指示を出して来て、私はそれに応じてる。


つまり、次の作品を作るアイデアを出すためのモデルと言う訳か。


でも、この状況に私の心は終始落ち着けないでいる。

今は言うことを聞くと決心したけど、こんな格好させられるなんて。








/559ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ