この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Dolls…
第4章 瞳の奥

パシャ

パシャ

静かな部屋の中、カメラのシャッター音だけが響く。

シャッターの閃光が光る度に私の情けない姿がハッキリと写し出す。

…何枚撮る気なの?

もう身体中の関節が悲鳴を上げて限界が来てる。


「そのままじっとしてろよ」

「な、何…」


カメラを床に置いた椎葉さんが私に近づいてきた。

やっと下ろしてもらえる…、と思った瞬間


ジャキ…ッ


「……なっ!!」

足元から響いた何かを刃物で切る音。

暗闇に慣れた視界に飛び込んできたのは、椎葉さんがドレスの裾をハサミで切っていく姿。

「ひ…っ!やめ…っ」

吊し上げられた足元に光る刃物に体がびくついた。

な、何をする気…!?

吊し上げられながらも体を捻りながらハサミの刃先から逃げようとした。

その度に縄が肌に食い込みギシギシと音をたてた。


「やだっ!やめてっ!」

「動くな。怪我するぞ」

キラッと光る刃先がどれだけ鋭利なものかを物語っている。

もし素肌にでも刺されば間違いなく大怪我だ。

体を動かせば身体中に激痛が走るし、椎葉さんの言う通りにじっとしるしか手はない。

「いい子だ。そのままじっとしてろ…」

「う…」

いくらじっとしてても無意識のうちに体は恐怖で小さく震える。

その振動が縄に伝わり、ギッと鈍い音をたてる。


ジャキ、ジャキ…


動けないのをいいことに椎葉さんはドレスの裾を次々に切り刻んでいく。

切り刻まれた布地はパサッと床に落ちていく。

そして、私の足元までスッポリ隠れてしまうほどのロング丈だったスカートはあっという間にミニスカートサイズにまで切られてしまった。




/559ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ