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Dolls…
第4章 瞳の奥
「う…、ぅ…っ」

縄が肌に食い込んで痛い。

椎葉さんがハサミを動かす度に恐怖で体が震える。

痛みと恐怖と恥ずかしさで小さな呻き声が漏れた。


「いい格好だ…」

スカートを切り刻まれた今の私の姿。

ミニスカートサイズにまで切られた下半身は下着が丸見え状態で、その格好のままM字開脚で吊し上げられている。

「それじゃぁ、撮影の続きをしようか?」

…嘘?

こんな格好で撮影…?

「嫌っ!こんな格好…っ」

「恥じらいを秘めた表情を表現したいんだよ」


恥じらい…?

そんなもの…、恥じらいの臨界店なんてとっくに越してるっ!



心は恥ずかしさでいっぱいで目には大粒の涙が滲んでいた。

この格好を写真に収めるなんて冗談じゃないっ!

「お願い…、やめて…」

しかし、私の声などお構い無しに椎葉さんは床に置いたカメラを手に取り再びシャッターを切っていく。


パシャ…

パシャ…!


シャッターの閃光が光る度に、心臓がバクバクと高鳴る。

「やめてっ!やだぁっ!」

恥ずかしさで顔を反らすが、その反応すらカメラに収めようと私の顔の顔へとカメラのレンズを向けてくる。

「や…っ、撮らないでっ!」

「ほら。ちゃんと顔を上げろ」

「嫌ぁぁっ!」


今にも泣き出しそうな表情。


「おねが…、お願い、やめて…っ」

それでもカメラのレンズから逃げようと顔を反らし続けた。

こんな格好とこんな表情を記録に残されると思っただけで、恥ずかしさと屈辱で頭がおかしくなってしまいそうだった。

「ったく、反抗的なモデルだな」

「だって…」

「しょーがねぇ。少々手荒にはなるが…」

すると、椎葉さんは再びカメラを床に置いて撮影を中断してくれた。


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