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Dolls…
第4章 瞳の奥
私の反応をくすくす笑いながら楽しんでいる。

こ、こんな人の思い通りになるもんかっ!

「どこまで我慢出来るか楽しみだ」

そう言って、電マを小刻みに揺らしたり、円を書くようにくるくると回したり。

「だ、だめぇっ!動かさない、でぇっ!!あっ!」

この人は…、楽しんでるんだ。

私をイカせようといろんな手を使う気だ。


我慢すると強気だった精神が今にも崩れ落ちそう…。

少しの振動で果ててしまいそうなぐらい、私の我慢は限界に近づいている。

目の前が、霞んできた…。


「はっ、はぁ…んっ!」

「そろそろ我慢の限界か?トドメを刺してやろうか」

「…んっ、んっ、あっ!!」

「1番強い振動にしてやる。耐えろよ」


━━━━━━━━っ!?


やめて、と懇願する暇もなく





カチッ

ブイイイィィィィィィィンッッッッ!!




「あああああぁぁぁぁぁぁっ!!」

その瞬間、下半身に感じた何かが噴出するような感覚。

まるで、尿意を催しそれを解放した時に似たあの感覚だ。

「嫌っ!イ、イキたくな…っ!!イキたくないっ!!やめて…、撮らないでっ!!あぁ━━━━━━━━っ!!」



足の隙間から太股を伝いポタポタと床に滴り落ちる水分。

こんな瞬間までもカメラに納められてしまった。

絶頂を迎えたと同時に、こんな屈辱的な姿まで…。


「果てる瞬間だけでよかったのに。我慢して迎えた絶頂は潮を吹くほど気持ち良かったのか?」

「はぁ、はぁ…」

絶頂を迎えその瞬間を撮れて満足したのか、電マをソコから離してくれた。

…望みの瞬間が撮れたらしい。


我慢して迎えた絶頂…?

この人が強制的にイカせただけじゃない…。







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