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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第4章  【弐】
 浪江は蒼白な顔で言った。
「それではせめて殿にひと言だけご報告申し上げて、それからお薬をお飲み下さいませ」
 外は真冬で、今にも雪が降り出しそうな陰鬱な空模様である。だが、部屋の中には手焙りが置かれていて、温かさが保たれていた。
 浪江は横幅も縦もあり、こんな冬でも少し動いただけで汗をかく。今も、常より更に額に汗をかいている。何とか橘乃に思いとどまらせようと必死なのだ。
「構わぬと言ったら構わぬ」
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