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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第4章  【弐】
 嘉宣が橘乃を振り返る。橘乃は今しも粉薬の包みを解こうとしているところだった。
「春瑶院さまよりお方さまに今朝方、お薬が届いたのでございます。何でも悪阻に効くお薬だとかで」
 浪江が泣き出しそうな顔で訴える。
「妙だな。何故、母上が橘乃の懐妊を知っている」
 嘉宣も危機感を察知したらしい。
「私もそのことを不思議に思うておったところにございます」
「橘乃、その薬を寄越せ」
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