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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第5章 【参】
「いいえ、橘乃は泣いたりなど致してはおりませぬ」
 そう言いながらも、華奢な身体を小刻みに震わせた。
「ただ、私は産まれてくる吾子が不憫でなりませぬ。この世の光を見る前から生命を脅かされるなど、あってはならぬことにございませぬか、殿」
「そうじゃの、橘乃。そなたの申すとおりだ。罪なき嬰児(みどりご)の生命を狙うなど、神仏をも怖れぬ許されぬ所業だ」
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