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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第3章 【壱】
 長ずるにつれ、彼は己れだけが何ゆえ、疎まれるのか次第に判った。姉と妹は、母に外見も性格もそっくりなのだ。自分だけが母に似ておらず、父に似ている。
 自分が嫌われる理由を知って以来、彼は母に好かれようと努力するのを止めた。母はお世辞にも美人とはいえなかった。いくら白粉で隠そうとしても隠し切れぬほど浅黒い膚に、狐のようにつり上がった細い眼(まなこ)、ぽってりと厚い唇。
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