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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第5章 【参】
 嘉宣は爆発しそうになるのを懸命に堪(こら)える。ここで怒りのままに感情を出しては、大変なことになる。
 嘉宣は感情を殺した低い声で言った。
「母上は、それでは私がその場限りの言い逃れを申しているとでも?」
「そのようなことは申してはおりませぬ。ただ橘乃なる女子、お側に置かれても何の益なきどころか、かえって殿に仇なす存在となりましょう。それゆえ、母として殿の御身とおんゆく末を心配して、このように申しておるのです」
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