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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第5章 【参】
 嘉宣の声に流石に剣呑さを感じ取ったのか、春瑶院の声がわずかにやわらかくなった。
―何が母として心配してだ、この女狐め。
 嘉宣は今すぐにでもこの女の胸倉を掴み、部屋から引きずり出してやりたい衝動を懸命に堪えた。
「そのようなご心配は無用にございます。母上も既にご承知のとおり、私もついに明年には父親となりまする。人の親となるからには、いっそう身を慎み、範となるべきよう努めて参りたいと存じておりますゆえ」
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