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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第5章 【参】
 彼女の良人となったその男は、生涯、彼女に微笑みかけることはなかった。
 自分の何がいけないのだろう。
 若かった彼女は、ひたすら良人の訪れを待った。だが、良人が共に夜を過ごすのは大勢の側室のうちの誰かであり、けして彼女ではなかった。
 それでも彼女の実家の出石藩を慮ってか、良人はごく稀には彼女を褥に呼んだ。そんなわずかな交わりの中で、三人もの子の母となったのは幸運というか奇蹟というしかない。
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