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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第5章 【参】
「風の音にございましょう」
 嘉宣の波立つ心を鎮めるように言ってみる。或いは時雨という影が再び舞い戻ってきたのかと思ったけれど、そのようなことがあるはずもなかった。
 ニィー、か細い声と次いで小さな鈴の音がが聞こえてきて、再び椿がかすかな音を立てて揺れる。
「何じゃ、猫か」
 嘉宣の緊張がふっと緩んだ。
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