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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第3章 【壱】
 姉自身、嫁すことを既に諦めていたようなところもあり、嘉宣はそんな姉の心を不憫にも思っていた。そして父嘉達(よしたつ)の想いもまた、同様であったと見え、父は手を尽くして娘の嫁ぎ先を探し回った結果、何と九州の島津藩への嫁入りが決まった。
 島津藩といえば、七十七万石を領する外様の雄藩である。嘉達も木檜藩とのあまりの格差に一度は縁談を丁重に辞退したものの、向こう側の是非にもという要望に根負けして、ついに承諾したのだった。
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