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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第6章  【四】
 藩主直属の忍び集団影は、藩主以外の命はきかない。彼等を動かせる権限を持つのは、嘉宣ただ一人なのだ。幾ら藩主の寵愛が厚いからとはいえ、一介の側室である橘乃にその影集団を動かすだけの力はない。
 長年江戸家老を勤め上げてきた老練な玄馬であれば、そのようなことは百も承知であろうに、判り切った質問をする。
 だが、それは嘉宣にとっては悪くない。
 橘乃が自分一人の罪だと認めることで、嘉宣は生命の危機を脱するだろう。
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