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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第6章  【四】
 まだ十八になったばかりと申すに、何ともはや肝の据わった女子よ。
 死を宣告されているというのに、いささかも狼狽えることもなく、背筋を伸ばして玄馬を真っすぐに見返していた瞳の輝き、強さ。
 これが男であれば、表で誰にも適わぬほどの才覚と度量を示し、お家の役に立ったやもしれぬ。はるかな戦国の世ならば、名を挙げ、立身しただろう。
 あの女は生まれてくる時代と性別を間違え、それがあの女の最大の不幸だったのだ。
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