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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第6章  【四】
「浪江、その手にしておるものを私に渡してくれ」
 ハッと、そのひと言で浪江の顔が強ばり蒼褪めた。
「お、お方さま」
 浪江の唇が震えている。いや、震えているのは唇ばかりではない、指先もぶるぶるとまるで瘧にかかったように震えていた。
「いかがした、躊躇うことはない。そなたは命じられて、それを運んできただけにすぎぬのじゃ。何もそなたが罪悪感を憶えることはない」
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