この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第6章  【四】
「橘乃?」
 思わず愛する女の名を呼んだ嘉宣を、玄馬が不審げに見つめる。
「殿、どうかかなされましたか?」
「いや、橘乃の声が聞こえたような気がしたのだ」
 その応えに、玄馬がハッとしたように身じろいだ。どうも、今日の玄馬は不自然だ。態度や物言いがぎごちない。幼少の頃から身近にいた玄馬は、嘉宣にとっては近しい存在だ。
 ちょっとした変化まで、よく察知できるのだ。
/350ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ