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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第3章 【壱】
 短い沈黙の後、〝はい〟と消え入りそうな声で頷く。
 嘉宣は輝姫に向かって言った。
「どうもこう申しては失礼にございますが、このお部屋は殺風景にございました。このように眼にも鮮やかな花があるのは実に良きものでございます」
 暗に、少女の機転を賞めたのだ。
「そなた、名を何と申す?」
 再び少女に視線を向けると、今度は先刻よりははっきりとした声で〝橘乃と申します〟と返ってきた。
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