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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第3章 【壱】
 橘乃は淡く微笑んだ。
「出逢ってしまったものは、もう元には戻れない」
「そなた、殿に惚れたのか?」
 幸之進が両拳にグッと力を込めた。
「判りません」
 橘乃は正直な気持ちを告げる。この男と婚約を交わしたのは十年も前のことだ。少なくとも十年間も許婚であった男に対しては、最低限の礼儀と思いやりは示すべきだと思った。そして、この場合、橘乃が考える優しさとは、真実を包み隠さず話すことしかない。
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